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CRGが、大戸屋の経営権取得
 タイ国内の大手レストラン経営者、セントラル・レストランツ・グループ(CRG)は、この程、タイにおける大戸屋レストラン・チェーンの経営権を取得したと明らかにした。これは、CRGの国内での飲食業を強化するための戦略の一環。

 CRGは、今回の買収劇により、現在70億バーツにのぼる同グループの売上げを今後5年間に、150億バーツに増やす意向だとされる。CRGは、ベタグロ・オオトヤ(タイランド)社の全株式を取得するため、7億2000万バーツを投資したという。同社は、日本の大戸屋ホールディングス社とベタグロ・グループとの合弁会社。

 ベタグロ・グループは、タイ国内の大手豚肉・鶏肉販売業者だ。今回の株取得により、CRGはタイ国内の合計33軒の大戸屋レストランの経営権を獲得したことになる。CRGは、近隣のアジア諸国でも店舗展開を行なうとしているが、大戸屋ホールディングスが既に進出している国々は除外するという。

 これら諸国は、台湾、香港、シンガポール、それにインドネシアとされている。CRG首脳によれば、今年下半期にタイ国内で少なくとも3店舗をオープンする予定だという。これらは、セントラル・プラザ・ラートプラオ、セントラル・ラマ9世通り、アソーク交差点のターミナル21とされる。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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