セラミック製造業者が、困難に直面
タイ工業連盟(FTI)セラミック工業部会首脳は、この程、セラミックとガラス製造業者らが困難に直面しているとの見解を明らかにした。これは、タイ国内の最低賃金の上昇、石油液化ガス(LPG)価格のアップ、近隣諸国からの輸入品の氾濫に起因するもの。昨年1月から発効したASEAN自由貿易協定により、セラミック品の輸入関税が撤廃されたとのことだ。同市場は、既にマレーシア、インドネシア、ベトナムからの製品が氾濫しているとされる。このため、2015年に発効予定のASEAN経済コミュニティ(AEC)でこれ以上、影響を被ることはないと述べた。
同首脳によると、輸入品に対する措置として高付加価値製品の開発やデザインに重点を置く必要があるという。しかし、短期的な懸念材料は、人件費の上昇とLPG価格のアップだとしている。
セラミック品の輸入は、2008年には139億6000万バーツだったとのことだ。これが、昨年には185億6000万バーツにのぼったとされる。一方、同製品の輸出は、2008年に313億9000万バーツだったものが、昨年198億7000万バーツへ落ち込んだという。
同首脳によると、輸入品に対する措置として高付加価値製品の開発やデザインに重点を置く必要があるという。しかし、短期的な懸念材料は、人件費の上昇とLPG価格のアップだとしている。
セラミック品の輸入は、2008年には139億6000万バーツだったとのことだ。これが、昨年には185億6000万バーツにのぼったとされる。一方、同製品の輸出は、2008年に313億9000万バーツだったものが、昨年198億7000万バーツへ落ち込んだという。