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ホンダの輸出が、やや減少
 アジア・ホンダ・モーター社首脳が、この程明らかにしたところによると、全ホンダ製品の輸出額が、今年初めの6ヶ月間に460億6100万バーツに達したという。これは、昨年同期と比べて、11%の減少を意味するもの。

 同首脳は、今年1年間を通じての輸出高が、900億バーツにのぼる見通しだと述べた。これは、昨年と比較して、7%のダウンを示すもの。同社の輸出高が、やや落込みを見せたのは、3月11に発生した東日本大震災の影響であることは、言うまでもない。この震災のため、多くのパーツ・メーカーが深刻な打撃を受け、タイ国内の自動車メーカーは、大幅な生産調整を強いられた。

 しかし、現在は各メーカーの生産体制が平常に戻りつつあり、来月までには完全に震災以前の状態に復帰できると見られている。国内メーカーは、震災で落込んだ分を取り戻すとともに、後半期にそれ以上の業績を上げるべく努力中だ。

 ホンダのCBU(完成車)およびCKD(ノックダウン方式)輸出は、今年上半期に202億9600万バーツにのぼったという。これは、昨年同期比で、37%の減少を示すもの。このうち、CBUの輸出が、1万7441台に達したとされる。これは、昨年同期と比べて、48%のダウンを示すもの。

 上半期のCBU輸出は、額面で85億4400万バーツに達したという。これは、昨年同期比で、52%の減少を意味する。一方、CKDは上半期に117億5200万バーツにのぼったとされる。これは、昨年同期と比べて、16%の落込みを意味するもの。

 ホンダのCKDの主要輸出先は、極めて多岐にわたっている。これらは、ASEAN諸国の他、インド、パキスタン、台湾、中国、トルコ、ブラジルとされている。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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