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　東南アジア大手の塩化ビニール製造、タイ・プラスチック&ケミカルズ社(TPC)首脳は、この程、純益が今年予測を上回るとの見解を明らかにした。この予測は、同社が推進している東部マプタプット地区のプロジェクトが更なる延期となっても、達成することが可能なもの。同プロジェクトは来年まで生産を実施することが不可能だとされる。当初の予定では、今年10月に稼動する予定だったとのことだ。

　同首脳によると、環境に関する影響の見直しを実施したという。これにより、来年まで生産が延期されたとのことだ。同首脳は、今年第1四半期のPVC価格はトン当たり516ドルで推移したと述べた。昨年は平均で、460ドルだったとされる。今年第2四半期には631ドルまで昂進したとのことだ。TPCの純益は、今年上半期に12億バーツだったという。昨年同期は、18億バーツにのぼったとしている。同首脳は、今年下半期のPVC価格は、高水準を示す見込みだと述べた。

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