タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　ユニリーバ・タイ・トレーディング社が展開するダイレクト・セールのエビアンス社首脳は、この程、マレーシアへ進出する計画を明らかにした。同計画は、同国の市場が有望視されているため。同国のダイレクト・セール市場は、健全で安定的な成長が見込めるとされる。同首脳によると、同国民は2～3カ国語を話すという。これが、ダイレクト・セール企業にとって魅力だとしている。

　同国のダイレクト・セール市場は、11億ドルとのことだ。これは、タイの15億ドルに接近しているもの。2009年時点の同国の人口は、2830万人だったという。このうち、75%が同社製品を購入することが可能な消費者だとされる。

　同首脳は、マレーシア人はダイレクト・セールに対して前向きな国民だと指摘した。これは、同国民が長きにわたり同セールに慣れ親しんでいることに起因するもの。同国での事業展開は、ユニリーバ・マレーシア・エビアンス社が設立され、今年10月から活動が開始される予定だという。新会社は、今月から販売員を募集しているとのことだ。

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