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三菱エコカーは、予定通り
 三菱自動車(タイランド)首脳が、この程明らかにしたところによると、同社のエコカー生産計画は、予定通り進行中だという。同社では、2012年3月にエコカーをデビューさせる予定だ。

 同首脳は、エコカーが市場に投入された暁には、毎月2000~3000台の受注が期待できるとしている。これにより、2012年には三菱車の国内における販売台数が、合計10万台に上るとの予測を明らかにした。

 同首脳はまた、国内のショールームおよびサービス・センターのネットワークを拡大するとの意向を示した。同首脳によると、現在151店にのぼるショールームを今後6カ月間に165点に増やす予定だという。今年、三菱車の総販売台数は、7万台だと、同首脳は強調した。

 タイ国内市場では、既に日産がエコカー、「マーチ」を導入している。発売当初より、同モデルの販売は好調であり、今後も順調な伸びが期待される。これは、とりもなおさずタイのユーザーが、エコカーのような小型車を待望していたことを示すものと言えよう。

 これまで、本当は乗用車が欲しかったのに、価格が手に届かなかったため、ピックアップで我慢したというユーザーは、少なくなかった。しかし、「マーチ」というエコカーの登場により、乗用車がグンと身近になったわけだ。

 来年は、三菱だけでなく、他のメーカーが相次いでエコカー・マーケットに進出する構えを見せている。国内の小型車市場は、従って、大激戦が展開される見通しだ。エコカーの登場で、タイの本当のモータリゼーションが進むとの見方もある。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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