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燃料輸入が、増加傾向へ
 エネルギー商業局首脳は、この程、原油輸入が今年1月に1日96万バレルとなったと明らかにした。これは、昨年12月と比較して23%の増加を意味するもの。これに伴い、今年同月の原油輸入額は、1051億7900万バーツにのぼったとされる。これは、昨年同月と比較して26%の拡大を示すもの。これに対する石油輸出は今年同月に、1日18万9000バレル相当だったという。輸出額は、221億6600万バーツで昨年同月と比較して8%の減少を示したとされる。

 今年1月のガソリン消費量は、1日2040万リットルとなり昨年12月と比較して減少したとされる。昨年同月の消費量は、1日2120万リットルだったとしている。軽油の消費量は今年同月に5470万リットルだったとのことだ。昨年12月は、578万リットルだったとされる。軽油の消費量が縮小した要因は、世界市場の石油価格の上昇に伴い、消費が落ち込んだためとのことだ。

 これに対して、石油液化ガス(LPG)の消費は今年同月に6%の増加を示し、1日59万トンにのぼったという。また、車両用天然ガス(NGV)の消費量は、740万キログラムに達し、昨年12月と比較して10%の拡大を示したとしている。

 LPGの輸入量は、今年1月に113万トンに及んだという。タイ政府によるLPG販売価格の抑制策により、長期にわたり赤字を発生させているとのことだ。これにより、今年同月の補助金は、22億2300万バーツにのぼったとしている。今月は16万トン、来月は18万トンを輸入する意向だとされる。しかし、価格抑制策により政府赤字は増加する一方だと見られる。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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