東芝が、工場を増設へ
東芝キャリアー(タイランド)社首脳は、この程、20億バーツを投じて新たにエアコン工場を設置したと明らかにした。これは、同社の第2件目となるエアコン工場。新工場は、バンコク近隣パトゥムタニ県のバンクラディ工業団地に位置するとされる。同首脳によると、これまで日本で生産されていた90モデルのエアコンは既に、タイへ生産移転がなされたとしている。今財政年度(今年4月)には更に、新たな250モデルがタイで生産される見通しとのことだ。
2015年には、同ブランドの生産台数は、年間ベースで265万セットとなる見込みだという。これは、現状の3倍の生産台数に拡大することを意味するもの。同年に生産されるエアコン台数のうち、200万セットは個人宅用のものとなり、残り65万台は商業用のものだとされる。同首脳によると、新工場では新たに900人の労働者が必要となるとのことだ。
2011年10月に発生した大洪水により、同社は多大な損害を被ったという。しかし、インフラ整備が良好なことと、部品供給が良好なことがタイで事業拡大に踏み切った理由だとしている。同首脳は、タイで事業拡大を推進する重要な要因は、エアコン工場に熟練した労働者が勤務していることにあると述べた。
2015年には、同ブランドの生産台数は、年間ベースで265万セットとなる見込みだという。これは、現状の3倍の生産台数に拡大することを意味するもの。同年に生産されるエアコン台数のうち、200万セットは個人宅用のものとなり、残り65万台は商業用のものだとされる。同首脳によると、新工場では新たに900人の労働者が必要となるとのことだ。
2011年10月に発生した大洪水により、同社は多大な損害を被ったという。しかし、インフラ整備が良好なことと、部品供給が良好なことがタイで事業拡大に踏み切った理由だとしている。同首脳は、タイで事業拡大を推進する重要な要因は、エアコン工場に熟練した労働者が勤務していることにあると述べた。