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電力需要が、拡大示す
 エネルギー省首脳は、この程、石炭が発電量拡大のための選択肢となる可能性が高いとの見解を明らかにした。タイ国内の発電は、天然ガスによる発電に依存しているという。このため、タイ一部地域で深刻な停電問題が生じているとされる。同首脳によると、タイの発電は天然ガスのみに依存してきたとしている。このため、これが更に継続すると電力不足のリスクが増加する見込みとのことだ。

 同首脳は、様々な発電用燃料を検討したと述べた。石油の場合は高価であるという。これに対して天然ガスは、パイプ・ラインを設置することが可能なものの、石炭は6カ月以上備蓄することが可能とのことだ。

 国内の発電量の67%が天然ガスによるものだという。残りは、19%が石炭火力発電であり、水力発電が13%、軽油などを使用した石油発電は僅か1%だとされる。タイ国内の電力需要は昨年、3万1000メガワット(MW)だったものが、2030年には7万MWへ引き上げる見込みだとしている。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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