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アマタが、ベトナム事業拡大へ
 工業団地開発アマタ社首脳は、この程、ベトナム事業を拡大する計画を明らかにした。同計画は、同国にアマタ・シティ・ロンタン工業団地を開発するもの。新工業団地の敷地面積は、8031ライ(1ライ=1600平米)だという。同社は、これに5億3000万ドルを投じるとされる。同社は、手始めに資金の20%を投入して、工業団地開発の基本的なインフラ整備を実施するとしている。同社が、新工業団地を同国で開発するのは、来年後半から発効予定のASEAN経済コミュニティ(AEC)を見据えたものとのことだ。

 同首脳によると、タイ国内では25年間、ベトナムでは20年間にわたり工業団地を運営しているという。同国の人口は、約9000万人だとされる。これらの人口の大半は労働層だとしている。タイと比較して、同国の人件費は約半額だとされ、製造業が拡大するには適しているとのことだ。

 新工場団地の開発は、第3工期まで分割されるという。第1工期には、ハイテク工業団地が2500ライの敷地面積に用意されるとしている。同工業団地は、バイオテクノロジー、研究・開発、製薬などの企業誘致を目指すとされる。第2期目は、サービス・タウンシップと称され、住宅、病院、教育機関、物流などが用意されるという。

 最終工期は、4700ライの敷地面積にメガ・タウンと称され、ショッピング・センター、フード・コート、娯楽施設が設置されるという。同首脳によると、同地区を選択した要因は、新たに建設される高速道路付近にあり、深海港などとのアクセスが容易なためだとしている。 


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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