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ガス・パイプ・ラインは、設置可能か?
 国営製油・石油販売PTT社首脳は、この程、1000億バーツの資金を投じて東部とバンコク都内をガス・パイプ・ラインで結ぶ計画を明らかにした。同計画は、ラヨン県に位置するマプタプット地区と都内を結ぶもの。同首脳によると、将来を見据え都内のガス需要が上昇する前提で、同計画を推進するという。既設のガス・パイプラインは、既に処理能力の限界が来ているとされる。このため、新たなパイプ・ラインの設置が不可欠だとしている。同社は、新パイプ・ライン配備の事業化研究を終了した後、同計画の推進を決定するとのことだ。

 同計画の推進のためには、タイ政府の電力開発計画(PDP)に沿ったものであることが、前提条件となるという。同首脳は、同計画のガス供給元は将来の需要を見据えてミャンマーとなる見込みだと述べた。しかし、PDPは現在、エネルギー関連省庁により見直されているとされる。このため、タイ国内の天然ガス発電の割り当てにより変動する可能性があるとしている。

 新たに設定されるPDPは、ガス燃料発電の比率を低下させ、輸入石炭や原子力による発電に依存している形態となっているとのことだ。同社は、エネルギー関連省庁の決定を待っているという。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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