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タイビジネスニュース(2015年1月)
SAICが、エコカー生産へ
中国に本拠を置く自動車メーカー、SAICモーターCP社首脳は、この程、エコカーを生産開始する計画を明らかにした。同計画は、エコカー第二次計画に参入することを意味するもの。同社は、今年後半に着工する第2工場で、同カーを生産する予定だとされる。同社が展開するエコカーは、英国ブランドMGの下で、実施されるとしている。同ブランドは、上海に本拠を置くSAICモーター社が2005年に買収したとのことだ。
パワー・バイが、店舗増設へ
デパート・チェーン最大手セントラル・グループ傘下の家電販売、パワー・バイ社首脳は、この程、資金10億バーツを投じて店舗を増設する計画を明らかにした。同計画は、今年推進され10店舗を設置するもの。同首脳によると、増設する店舗は、ASEAN経済コミュニティ(AEC)を見据えて、国境に接している県を中心に行うとしている。AECの発効により家電品の需要が高まる見通しだという。
タイ=福井県がMOU調印
工業省首脳は、この程、タイで機能繊維ビジネスを拡大するため、福井県と覚書(MOU)に調印したと明らかにした。これは、日本政府が海外の中小企業(SME)を促進し、支援する方針であることを意味するもの。福井県は、自動車産業がタイを生産拠点としたことを見習って、機能繊維ビジネスをタイで拡大する意向だという。機能繊維は、自動車、航空機などに広く使用されているとのことだ。
昨年10月の輸出が、伸び示す
商務省首脳が、この程明らかにしたところによると、昨年10月の輸出が前年同月比で3.97%の増加を示したという。これは、昨年同月まで過去21カ月間で最も高水準な数値を意味するもの。昨年同月に、工業製品や農作物の輸出が順調な推移を示し、輸出額は、202億ドルにのぼったとされる。農作物の輸出は、前年同月と比較して1.4%の増額を示し、32億ドルに達したとしている。これに対して、自動車や同部品を含む工業品の輸出は、130億ドルに及び5.4%の成長を示したとのことだ。
EGCOが、615億バーツで事業拡大へ
民間発電事業エレクトリシティ・ゼネレーティング社(EGCO)首脳は、この程、615億バーツを投じて発電量を拡大する計画を明らかにした。同計画は、今年から2018年にかけて既存発電所の発電量を拡大し、新たに発電所を設置して実施されるもの。同首脳によると、先月から2019年にかけて合計9件の発電所が稼動するとされる。これらの発電量は、合計1613メガワット(MW)だとしている。
TCGが、パーム油工場を新設へ
パーム油製造大手タ・チャン・インダストリー・グループ(TCG)首脳は、この程、上場石油販売PTGエネルギー社と提携して、パーム油製造会社を設立したと明らかにした。新会社は、PTGグリーン・コンプレックス社とされる。同社の株式保有率は、TCGが45%、PTGが35%、OPGテック社は10%、残り10%はR&Dカセートパタナ社だとしている。新パーム油工場は、48億バーツが投じられ、南部プラチュアプキリカンのバンサパンノイ地区に位置するとのことだ。同工場の敷地面積は、1000ライ(1ライ=1600平米)だという。
CATが、国際音声サービスを中止
通信会社CATテレコム社首脳は、この程、国際音声サービスを中止する計画を明らかにした。これは、慢性的な赤字経営を緩和するため執られた措置。同首脳によると、今年4月に同サービスを中止するとしている。同社は、利用者に対して告知を既に実施しているとされる。これと並行して、国家放送通信委員会(NBTC)への申し出が伴うとしている。
昨年の経済成長率は、1%か?
プリディヤトーン・テワクン副首相が、この程明らかにしたところによると、昨年の経済成長率が1%未満となる見込みだという。これは、昨年第4四半期の経済成長率が2.5%~3%の幅で推移することを反映するもの。昨年第1四半期は、前年同期比で0.5%の縮小を示したとされる。昨年第2半期は、0.4%の成長を示し、第3四半期は、0.6%の成長に留まったとしている。
サムイ空港のサービス拡大
民間航空会社バンコク・エアウェイズ社(BA)首脳は、この程、サムイ島空港のサービスを拡大したと明らかにした。これは、同空港のフライト数を36回から50回へ増便したもの。BAによると、とりわけ騒音が環境を害することがないため、増便に踏み切ったとされる。同首脳は、サムイ島空港の増便を受け、同島を中心として地域観光が促進されると述べた。
水族館が、競争力向上目指す
バンコク都内で水族館を運営するメルリン・エンターテイメンツ(タイランド)社首脳は、この程、1億バーツを投じてサヤム・オーシャン・ワールドを改装する計画を明らかにした。同施設は、9年前に開業し同計画により、家族娯楽市場での競争力を向上させるものだという。同社は、英国に本拠を置く企業の系列社だとされる。本社は、世界で50件以上の水族館を運営しているとのことだ。
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