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エーサーが、市場競争に挑む
 台湾に本拠を置くコンピュータ・メーカーのエーサー・コンピュータ社首脳によれば、スマートフォン(多機能携帯電話端末機 )市場が、縮小傾向にあるという。これは、同端末機の販売価格が低下し、2000バーツの端末機が登場したことによるもの。また、製品寿命もこれまでの18カ月間が半年~1年に短縮しているとされる。タイ国内の携帯電話端末機を保有する消費者は、1億件に達したものの、このうち2000万件はスマートフォンを保有していないとされる。同社は今後、同フォンの1万バーツ以下の分野を中心に事業展開を実施するとしている。これは、同フォン市場の半数を占めているもの。同首脳によると、同社ブランドを世界ブランドとして取り扱い、アジアや国際ブランドと競争する意向だという。

 同社は年内に、同フォンの新機種20種を市場に投入する予定だとされる。これは、過去2年間で最も高い数値を示すもの。同社は、今月末に3モデルを発売開始する見込みだとされる。これらは、4990バーツ~2990バーツの価格設定がなされているとのことだ。同首脳は、携帯電話端末機の販売額は昨年、全体に対して19%だったものを25%まで引き上げると述べた。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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