タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　高圧電線製造ウア・ウィタヤ社首脳は、この程、再生エネルギー事業を実施する計画を明らかにした。同計画は、オスカー・セイブ・ザ・ワールド社とタイ・ナコン・パラウッド社(TNP)と提携して推進されるもの。同首脳によると、40億バーツを今後3年間に投じて、再生エネルギー事業を拡大する意向だという。同社は、両社に対して資金を投入することに合意したとされる。

　オスカー社は先月、9.9メガワットのバイオマス発電所を着工したとしている。同発電所で使用される原料は、TNPが使用するゴムの木の残留物とのことだ。同発電所の設置には、7億5000万バーツが必要だという。同発電所の電力は、地方発電公社(PEA)への売電が決定しているとされる。発電開始は、来年中頃だとしている。

　両社は既に、新たに4件のバイオマス発電所設置に関する事業化研究を開始しているとのことだ。新発電所の発電量は、各9.9MWだという。TNPから排出される発電原料は、1日340トンだとされる。同首脳は、ラオスで水力発電を運営している企業の株式を買収することが、次の目標だと述べた。

ARKでは、タイで発行されている新聞記事の中からご希望のテーマに関する新聞記事をご提供するクリッピングサービスを行っております。 クリッピングサービスに関するお問い合わせは以下よりお気軽にご連絡ください。