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　大手製糖企業ミット・ポン・グループ首脳は、この程、ラオス事業を拡大する計画を明らかにした。同計画は、35億バーツを投じて生産量を倍増させるもの。同首脳によると、35億バーツのうち25億バーツは生産施設の拡大に投じ、残り10億バーツはサトウキビ・プランテーションに投入するとされる。これにより、年間生産量を9万トンに引き上げるとしている。またこの後、12万トンに増量させる意向とのことだ。

　新プランテーションは、同国南部のサワナケット地区の既存施設付近に設置するという。同首脳によると、生産量の拡大は昨年から着手される予定だったという。これが、遅延した要因は過去3年間にわたる疫病の蔓延によるものだったとされる。この疫病は、年内に解決する見通しだとしている。サトウキビ植林が拡大すれば、地元調達率が現在の60%から70%に跳ね上がるとのことだ。

　同首脳は、ラオス事業の拡大は、地元民の雇用促進の一面もあると述べた。同グループは、高付加価値オーガニック砂糖の開発を推進しているとされる。また、バイオマスから発電事業も推進しているという。同グループは、余剰発電量を同国政府に売電する協議を行っているとしている。

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