タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　財務省首脳が、この程明らかにしたところによると、今年タイの輸出が成長を示す可能性があるという。これは、ドルに対してバーツが33～34バーツで推移することを前提としたもの。同首脳によると、今年下半期にタイの輸出が好転するとしている。商務省によると、今年4月の輸出が昨年同期比で1.7%のダウンを示したとのことだ。今年同月の輸出高は、ドル換算で169億ドルだったとされる。

　今年初め4カ月間のタイ輸出は、703億ドルだったという。これは、昨年同期と比較して3.99%の下落を意味するもの。今年4月は、昨年同月比で1.7%の下落に留まったとしている。今年3月は4.45%の昨年同月割れを示し、前月は6.15%の低下とのことだ。

　同首脳は、この昨年割れ減少に鑑み、タイの輸出が経済成長を促進する見込みだと述べた。このため、経済成長率は、3.7%が実現可能だという。タイ政府の公共事業に対する投資は、完全に実施されていないとしている。今年下半期には、これらが推進され経済効果が期待できるとのことだ。

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