タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　在バンコク日本人商工会議所(JCCB)首脳は、この程、日系企業はタイを投資ハブとして、企業活動を継続する見通しだと明らかにした。これを実現化するためには、日系企業は、タイ政府に対して高級鉄鋼品の無税輸入枠の拡大と、日系企業による投資に対する便宜供与を拡大することを望んでいるとされる。これに対してタイ工業省首脳は、先に発生したタイ国内の政治問題が沈静化したため、外国企業によるタイへの投資は上昇を示していると述べた。同首脳によると、日本企業の声を真摯に受け入れる必要があるとしている。

　JCCBによると、タイ政府に対して今年当初、自動車用の高級鉄鋼品輸入枠150万トンを要請したとのことだ。しかし、回答は僅か53万トンに留まったという。JCCBは、メンバー企業の意見や懸念材料をタイ政府に伝えているとされる。これにより、各企業の問題を解消するため努力しているとのことだ。同首脳は、メンバー企業が既に、1624社を超過したと主張した。

　JCCBは、メンバー企業に対してアンケート調査を実施し、タイ政府に対して日系企業が求めていることを提示するという。日本企業のアジア投資は、米国や欧州への投資を超過したとしている。

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