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　商務省首脳は、この程、自動車輸出を今年下半期に促進する計画を明らかにした。同計画は、新たな市場へ切り込むことが可能となるよう、労働基準などを緩和することが含まれるもの。同首脳によると、BMWグループ・タイランド社、泰国トヨタ自動車社(TMT)の首脳と会合を開いたという。この結果、共同委員会を設置して今年下半期にかけて、自動車輸出を促進するとされる。同委員会で発せられるコメントや提案は、プラユット・チャンオチャ首相が主催する国際貿易促進委員会へ提出されるとしている。

　今年初め5カ月間の自動車輸出額は、79億3000万ドルにのぼったとのことだ。これは、昨年同期比で6.94%の増額を意味するもの。今年同期の輸出額の詳細は、ピックアップが3.06%増の43億2000万ドルに始まり、乗用車が9.81%拡大を示し25億7000万ドルに及んだという。オートバイ輸出も、増額を示し20.8%アップで5億9200万ドルだったとされる。これに対してバンは、3.6%減の1億8000万ドル、自転車は7.2%下降で4530万ドルに留まったとしている。

　これに対してTMT首脳は、今年下半期にかけ、とりわけピックアップ輸出を強化する意向だと述べた。TMTは、今年のピックアップ輸出目標の3万8000台を超過することを目指すとのことだ。

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