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GMが、首切り実施へ
 ゼネラル・モーターズ・タイランド社首脳は、この程、合計500人の労働者を解雇する計画を明らかにした。同計画は、タイ国内の東部ラヨン工場2件とバンコクの事務所を含め3000人の労働者を2500人に削減するもの。同首脳によると、今回の解雇は、本社のリストラ計画の一環だという。本社は、今年2月下旬にシボレー・ソニックの生産を今年中頃に中止するとの発表を行ったとされる。同首脳によると、同社は乗用車のクルーズを東南アジアの一部へ輸出しているとのことだ。しかし、本社の意向により米国的な大型車のスポーツ・ユティリティ車両(SUV)、トレイルブレイザーやピックアップのコロラドに重点を置く方針だとしている。

 同社は現在、東部臨海工業団地で2件の工場を運営しているという。1件は、車両組み立て工場で、生産量が年間ベース18万台、残る1件は、年に12万台分のパワートレインを生産することが可能だとされる。同本社は、これらに合計14億ドルの資金を注入したとしている。

 タイ国内の工場でコロラド、トレイルブレイザー、キャプティバ、クルーズが生産されているという。これらは、中東、ベトナム、フィリピン、マレーシアやオセアニア市場へ輸出されているとしている。同首脳は、同社の製造に関して前向きな状況にあると述べた。同社は、タイ国内販売に重点を置くだけでなく、輸出にも注目しているとされる。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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