サヤム・マクロが、業務用に重点│タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　上場現金卸販売店舗運営のサヤム・マクロ社首脳は、この程、資金60億バーツを投じて店舗網を拡大する計画を明らかにした。同計画は、小規模店舗を中心に10店舗オープンするもの。同社が今年増設する店舗に大半は、小型店舗で住宅街に設置する意向だという。また、一部店舗は、ホテルへの販売を狙って観光地に開業する予定だとされる。同社の店舗数は、合計108店舗へ拡大する見通しだとしている。同首脳によると、タイ政府が実施した景気刺激策により、昨年後半から経済効果が見られるという。これが、年内継続する見込みだとされる。

　同社は今年開業する店舗のうち、東北部ナコンラチャシマとプレーでオープンしたとしている。これ以外にナン、パンガー、プーケットで開業する予定とのことだ。同社は年内に、レストランやホテルの需要に対応するため、品揃えを調整する予定だという。また、同首脳によると、同社が展開する店舗のうち、10店舗が深刻な干ばつ被害に直面する見通しだとしている。同社は既に、干ばつ対策を準備しており、生鮮海産物製品から冷凍製品へ移行させているとのことだ。

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