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タイビジネスニュース2016
GLが、インドネシア進出へ
上場自動車割賦払い(ハイヤーパチェース)サービスのグループ・リーシング社(GL)
首脳は、この程、純益を今後5年間で拡大する計画を明らかにした。同計画は、中古
オートバイに対するサービスを近隣諸国で開始するもの。同首脳によると、今年の純
益をもたらす市場は、カンボジアとラオスだという。これに続きインドネシアが候補
だとされる。
スコソンが、高級施設開発へ
ホテル運営のスコソン・グループ社首脳は、この程、バンコク都内で高級複合開発
を実施する計画を明らかにした。同計画は、都内のプルンチット地区に今後5年間に
実施されるもの。現時点では、開発の詳細が決定されていないものの、高級ホテルの
開発は必至だとされる。また、提携先も未定だとしている。同首脳によると、同地区
はホテル事業を展開するにはやや困難なロケーションではあるものの、高所得者層の
観光客が期待することが可能だという。
エデュテイメントが、利用者拡大へ
幼児教育センターを運営するキッズ・エデュテイメント・ホールディングス(タイ
ランド)社首脳は、この程、ASEAN諸国の利用者を拡大する計画を明らかにした。これ
は、昨年からタイ国内の景気低迷を受けて利用者が縮小していることに同社が執る措
置。しかし、同社の国内事業は香港やマレーシアを上回っているとされる。同社は
ASEAN諸国の利用者を拡大するため、政府観光局(TAT)の同市場に位置する支店と提携
してプロモーションを展開する意向だとしている。
TLAが、増員目指す
インドネシアに本拠を置く格安航空(LCC)のタイ・ライオン・エアー社(TLA)による
と、バンコク近隣パトゥムタニのナワナコン工業団地内に新施設を開発中だという。
新施設は、4億バーツの資金が投じられトレーニング・センターだとされる。同施設
の敷地面積は、5ライ(1ライ=1600平米)にのぼりパイロットを始めキャビン・アテン
ダント、整備員を含めた人材育成に使用されるとしている。同親会社は、LCC市場競
争が激しいタイで、他社との競争に打ち勝つため同施設を設置したとのことだ。
商業開発局が、ブラック・リスト作成
商業開発局首脳は、この程、タイ国内の1万8756社をブラック・リストに掲載した
と明らかにした。これは、これら企業が所在地を明確化していないことや決算報告を
怠っていることに起因するもの。同首脳によると、同局に登録している63万件にのぼ
る法人格を調査したところ、これら企業が疑問視されたという。これら企業との商取
引や売買契約を締結する際、注意深く進めることが不可欠だとされる。ブラック・リ
ストの備考記載欄には、代表者の氏名が記載され確認することが可能だとしている。
マツダが、経営陣刷新
 マツダ・セールズ(タイランド)社首脳は、この程、同社経営陣のリストラを実施し
たと明らかにした。これは、日本人経営陣を削減することによりタイ人責任者を任命
したことを意味するもの。先月より、タイ人副社長が社長へ昇進し、同首脳は本社へ
帰任して世界的な販売責任者となったとされる。これにより、合計17人の経営陣の中
で日本人が3人となったとしている。同首脳によると、タイ人に委任することで更な
る企業発展が期待されているとのことだ。
GDP予測を3.3%へ修正
タイ商工会議所大学(UTCC)経済商業予測センター首脳が、この程明らかにしたとこ
ろによると、今年のGDP成長率が3.3%となる見通しだという。これは、先に3%予測か
ら修正されたもの。同首脳によると、タイ国内の景気に回復の兆しが見えてきたとし
ている。今年7月には、消費者信頼度指数が初めて上昇を示し、生産稼働率、インフ
レなどもアップを示しているとされる。また、輸出の状況は予測より下げ幅が低く推
移して、国内の干ばつ問題も緩和を示したとのことだ。
IVLが、計画に変動無し
上場プラスティック原料製造のインドラマ・ベンチャーズ社(IVL)首脳は、この
程、IVLは継続して事業拡大計画を展開していくとの見解を明らかにした。これは、
2015~2018年にかけて945億バーツを投じて事業計画を推進することに変更がないこ
とを意味するもの。このうち、16億7000万バーツは昨年から今年上半期にかけて投じ
られたとされる。このため、今年下半期は150億バーツが投資予算として残っている
としている。また来年の投資予算は150億バーツ、翌年は70億バーツとのことだ。
BCPが、主要事業を模索
上場製油・石油小売業者のバンチャク・ペトロリアム社(BCP)首脳は、この程、100
億バーツを投じて製油施設などを改善する計画を明らかにした。これは、今後4年間
に展開されるもの。同首脳によると、製油施設などは老朽化が早く常に整備が不可欠
だという。2008年にBCPは、事業改善計画を打ち出しており、今回の整備投資はこの
一環だとされる。この整備が完了すれば、生産効率が向上することでキャッシュフ
ローの改善されるとしている。今回、整備される対象は、バンコク都内プラカノン近
くに位置する地熱発電所を始め、製油所の製油効率を改善するとのことだ。
SEZの条件緩和が、不可欠
財政局首脳は、この程、タイ政府が推進している経済特区(SEZ)開発に関する借地
権などの条件を見直すべきとの見解を明らかにした。これは、SEZ開発のため入札し
た企業が僅か1社だったことによるもの。同首脳によると、入札期間が60日と設定さ
れているものが短い、借地額が高額であることなどだという。
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