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マツダが、経営陣刷新
 マツダ・セールズ(タイランド)社首脳は、この程、同社経営陣のリストラを実施し
たと明らかにした。これは、日本人経営陣を削減することによりタイ人責任者を任命
したことを意味するもの。先月より、タイ人副社長が社長へ昇進し、同首脳は本社へ
帰任して世界的な販売責任者となったとされる。これにより、合計17人の経営陣の中
で日本人が3人となったとしている。同首脳によると、タイ人に委任することで更な
る企業発展が期待されているとのことだ。

 同首脳の任務は、マツダ・ブランドの強化と共に、高級イメージの定着だったとい
う。任期中に新モデルやマイナー・チェンジを含めて5モデルを市場に投入したとさ
れる。同首脳によると、乗用車市場で2014年に第4位に留まっていたものが販売が好
調なため第3位へ食い込んだとしている。

 同社の過去最高販売台数は、2012年の7万4140台だったとのことだ。これは、前年
比で76.6%の増加を意味するもの。また、同社の販売台数が伸びたのは、インラッ
ク・シンナワット政権当時に導入された第1台目自動車購入に絡む税還付政策による
もの。2013年には5万2943台、2014年が3万4326台、昨年は3万9471台でシェアも5%に
上がったという。今年の見通しは、4万2000台を販売してシェアが5.4%へ更に上昇す
るとされる。

 マツダがタイへ上陸したのは、1951年に遡るとしている。当時は、カモン・スクソ
ン社が、販売代理店として任命されていたとのことだ。後、1997年に同社はフォード
とのジョイント・ベンチャーでオートアライアンス・タイランドを設立して製造を
行っているという。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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