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CCIが、上昇傾向示す
タイ商工会議大学(UTCC)調査部門首脳が、この程明らかにしたところによると、先月の消費者信頼度指数(CCI)が上昇を示したという。これは、前月のCCIが73.4ポイントだったのが、先月74.6ポイントに上がったことを意味するもの。今年9月のCCIは、72.1ポイントに留まり昨年5月以降の低水準を示したとされる。CCIが先月上昇した要因は、タイ政府による景気刺激策の実施、国内経済の成長、政策金利が低く推移していることによるもの。同首脳によると、ここ2か月連続でCCIが上昇したことは、タイ国内経済が既に底を打ち回復を示していることだとしている。しかし、消費者の支出が増加するには、CCIの上昇が継続するか否かとのことだ。

消費者の支出拡大に対する懸念材料は、低下を示すタイの輸出を始め、農作物の価格下落、上昇傾向を示す生活費や先月パリで発生したISISによる無差別テロだという。UTCCによると、今年第4四半期の経済成長が3.3~3.6%の幅で推移するとされる。これは、今年同期にタイ政府が、500億バーツの資金を注入して地方都市の経済活性化を実施することによるもの。これにより、今年の経済成長率は、3~3.1%の幅となるとしている。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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