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BCPが、主要事業を模索
 上場製油・石油小売業者のバンチャク・ペトロリアム社(BCP)首脳は、この程、100
億バーツを投じて製油施設などを改善する計画を明らかにした。これは、今後4年間
に展開されるもの。同首脳によると、製油施設などは老朽化が早く常に整備が不可欠
だという。2008年にBCPは、事業改善計画を打ち出しており、今回の整備投資はこの
一環だとされる。この整備が完了すれば、生産効率が向上することでキャッシュフ
ローの改善されるとしている。今回、整備される対象は、バンコク都内プラカノン近
くに位置する地熱発電所を始め、製油所の製油効率を改善するとのことだ。

 製油量は、現在1日に11万2000バレル相当を元々の14万バレルまで回復させるとい
う。また、高精度な製油施設の整備を実施するとされる。高精度製油設備は、18カ月
ごとに整備が不可欠だとしている。今回の整備後は、36カ月間ごとに延長されるとの
ことだ。また、BCPは新たに主要事業となる事業を模索しているとのことだ。

 BCPの主要事業は、製油、石油小売、再生エネルギーなどだという。同首脳は、既
存事業はこれ以上拡大することは困難だと指摘した。また、石油開発事業は、供給過
多の状況が継続しているため、ここ数年間で回復が見込めないとされる。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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