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LPG密輸を摘発
 エネルギー商業局首脳は、この程、国境貿易で調理用石油液化ガス(LPG)の密輸が減少したと明らかにした。これは、過去2カ月間に軍部が真摯に任務を遂行していることを意味するもの。税関局によると、昨年LPGの密輸による損失は、40億バーツにのぼったという。タイ国内のLPG価格は、10年前以上にわたり販売価格を抑制されているとしている。これを購入して近隣諸国へ密輸し、各地で世界市場に沿った販売価格で流通させていたという。

 同首脳によると、密輸が減少した要因としては、認可されたLPG輸出業者が正規に輸出し、実体価格で販売しているためとのことだ。正規に輸出されるLPGは、許可された輸入LPGに限定して再輸出が認められているとされる。これに対して、タイ国内で産出されるLPGは輸出禁止だとしている。

 今年9月から、密輸LPGの摘発に踏み切った後、ラオスへのLPG輸出は月間ベースで15トンだったものが200トンへ跳ね上がったとのことだ。ミャンマーへは、月に300トンが2000トンへ上昇を示したとされる。同首脳は、正規LPG輸出が増加を示しているのは、密輸が減少している現われだと指摘した。また、各国のLPG需要は、これに関係なく推移しているという。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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