タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　スバル・ブランド正規代理店、タン・チョン・インターナショナル社首脳が、この程明らかにしたところによると、来年新車販売が回復すると共に、同ブランドの販売も増加する見通しだという。同首脳によると、来年タイ国内の新車販売台数は、100万台以上にのぼる見込みだとしている。同社の新車販売台数は今年、1800台に留まる見通しだとされる。昨年の台数は、2639台だったという。来年は、2500～3000台となる予測とのことだ。

　同首脳によると、同ブランドを販売している9カ国の中で、タイは第3位に食い込んだという。今年、新車販売が全般的に低下したものの、同ブランドは健闘したとされる。同社は、香港企業であり、上場しているとのことだ。スバル・ブランドの販売は、タイに限定されずカンボジア、香港、インドネシア、マレーシア、フィリピン、中国、台湾、ベトナムの販売権を有しているという。

　同社は、シンガポールで1986年に同ブランドの販売代理店としてモーター・イメージ社を設立したとされる。東南アジアの生産拠点として、マレーシアでスポーツ・ユティリティ車両(SUV)のスバルXVを年間ベースで5000～6000台生産しているという。同首脳は、他のSUVモデルを来年2月から製造することを検討中だと述べた。

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