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CCIは、浮上するか?
 タイ商工会議所大学(UTCC)調査部門首脳が、この程明らかにしたところによると、先月の消費者信頼度指数(CCI)が、79.1ポイントに下がったという。CCIは、今年1月に80.4ポイント、昨年12月は81.1ポイントだったとされ、下落傾向にあるとしている。同指数が下降傾向を示す要因としては、農作物の低価格化、タイ国内経済の回復の遅れ、輸出の伸び悩みだとされる。折からの石油価格下落により、CCIが向上するとされるものの、ゴムやコメの価格下降で、地方の需要を引き下げた結果となったとのことだ。

 同首脳は、消費者の懸念材料は国内経済の回復度だと指摘した。現在は、政治的には安定を示しているという。しかし、将来的な収入確保や生活費の上昇で、CCIが伸び悩んでいるとされる。CCIは、更に低下する可能性を孕んでいるとしている。これは、最近になり石油価格が上昇傾向を示していることや、農作物価格が依然として低飛行を継続していること、輸出や観光が充分に回復を示していないことによるもの。これに加え、バーツ昂進傾向が懸念材料となったとしている。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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