タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　携帯電話通信サービスのDTAC社技術部門首脳は、この程、第4世代(4G)通信網の配備を急ぐ計画を明らかにした。これは、データ通信の需要が高まっていることと競合のトゥルー・ムーブが4G通信網を推進していることによるもの。DTACは今月末までに、バンコク首都圏の50地域をカバーするため、3000件の通信基地局を4G仕様とする予定だとされる。DTACは、4Gデータ通信の需要が高まっているため、同通信の充実を図るとしている。

　同社は、2850万件の利用者があるとのことだ。このうち、4G利用者は70万件だという。同首脳は、4G利用者を年内に更に170万件増加させる意向だと述べた。これは、4G仕様の携帯電話端末機が、手頃な販売価格帯となっていることと、4Gサービスのプロモーション・パッケージを同社が用意するもの。

　同社によると、今年初めの2カ月間で同端末機を通じたインターネット利用者は、昨年同期と比較して137%の増加を示したという。同社は、合計2万5000件の通信基地局を運営しているとされる。このうち、1万1000件が第2世代(2G)通信サービス、1万1000件が第3世代(3G)通信、残り3000件が4G通信サービスだとしている。

ARKでは、タイで発行されている新聞記事の中からご希望のテーマに関する新聞記事をご提供するクリッピングサービスを行っております。 クリッピングサービスに関するお問い合わせは以下よりお気軽にご連絡ください。