タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　中国に本拠を置く情報技術(IT)製品、通信設備製造のホアウェイ社東南アジア担当首脳は、この程、同地域の売上高が今年、昨年比で25%の伸びを示す見込みだと述べた。これは、ITを含め情報通信技術(ICT)支出が、同地域で拡大を示すことによるもの。同地域の同社売上高は今年、33億8000万ドルにのぼる見込みだとされる。同首脳によると、タイ国内のスマートフォン(多機能携帯電話端末機)市場は、7500万ドルに達する予測だとしている。

　同地域の通信設備販売は昨年、前年比で77%の上昇を示したとのことだ。これは、消費者のデータ通信やソーシャル・ネットワークの使用普及率が上昇したことによるものだとされる。同社は今年、法人売り上げが昨年と比較して43%のアップを示し、消費者販売部門の売上高が、60%の増額を示す見通しだという。

　同首脳は、タイは地域でICTハブ化する可能性が高いと指摘した。これは、インターネット利用者数、携帯電話端末機を通じたデータ中心が他の地域より高水準を維持していることによるもの。同社は、タイのデジタル化社会に支援を行ったという。

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