タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　ホテル運営サヤム@サヤム・デザイン・ホテルズ&リゾーツ社首脳は、この程、30億バーツの資金を投じて2件のホテルを新設する計画を明らかにした。同計画は、2019年開業を目指し、タイ国内及び海外からの観光客に対するブランド・イメージを強化することを狙ったもの。同首脳によると、ホテル設置場所の候補地は、北部チェンマイと南部プーケットだという。同社が誘致を目指す観光客は、日本を始め、欧州、中国、香港、シンガポール、オーストラリアだとされる。同首脳は、新設するホテルは1件当たり2億5000万バーツの売上高が絶対条件となると述べた。

　同社は、海外事業を展開する意向だとしている。海外の第1号店は、ミャンマーに設置する見込みとのことだ。同社は、タイ国内で2件のホテルを既に運営しているという。これらは、バンコク都内と東部リゾート地パタヤに位置するとされる。両ホテルの売上高は、年内に5億8200万バーツとなる見通しだとしている。また、バンコク都内の客室占有率は、平均で87%となる見込みだという。これに対してパタヤは、70%だとされる。

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