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DRTが、輸出拡大路線へ
 上場屋根材製造ダイヤモンド・ルーフィング・タイルズ社(DRT)首脳が、この程明らかにしたところによると、今年DRTの売上高が、当初予測より伸び悩みを示す見通しだという。これは今年、住宅需要がやや低迷していることを意味するもの。同首脳によると、今年当初の見込みは昨年比で10~15%の拡大を示すものだったとされる。しかし、初め2カ月間に鑑みると、4%の成長に留まるという。結局、43億7000万バーツに留まるとしている。同首脳は、売上高を向上させるため、現在の輸出比率を15%から今後3年間で20%に引き上げると述べた。

 DRTは、住宅需要が伸びる中国、インド、ASEAN諸国を重視するとのことだ。同首脳によると、タイ国内の住宅需要は、2013年10月から発生した政治問題や農作物の価格下落により低下したという。DRTの売上高の構成は、国内販売が85%を占め、残り15%が輸出によるものだとされる。DRTは、今年の国内市場が縮小を示すのを輸出でカバーする意向だとしている。

 DRTは国内で、住宅リフォーム製品販売ホームプロやタイ・ワサドゥでの販売を望んでいるとのことだ。これは、地方都市を中心に政府によるインフラ整備計画が実施されることによるもの。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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