タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　タイ工業連盟(FTI)自動車工業部会によると、今年2月の新車販売台数が、昨年同月比で10.8%の減少を示したという。今年同月の販売台数は、6万3948台に留まったとされる。新車販売台数が縮小を示した要因は、タイ国内経済の回復遅延、農作物価格が低飛行を継続、政府による巨額プロジェクト開始遅延、金融機関のローン提供基準の厳格化などだとしている。しかし、今年1月と比較して新車販売台数は、7.08%の増加を示したとのことだ。

　今年初め2カ月間の販売台数は、12万3669台となり昨年同期と比較して11.8%の下落を示したという。これに対して自動車生産台数は先月、17万8351台にのぼったとされる。これは、輸出用の自動車が伸びていることによるもの。今年同期の生産台数は、34万4751台に達し、昨年同期と比較して2.56%の拡大を意味するもの。

　今年2月の自動車輸出は、10万8173台に及び昨年同月と比較して、3.21%の上昇を示したとしている。同月の輸出額は、476億バーツにのぼったとのことだ。今年同期の自動車輸出は20万613台に達し、昨年同期比で12.6%の増加を示したという。今年同期の自動車輸出額は、887億バーツに及び6.25%の増加を示したとされる。

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