タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　中国に本拠を置く小型トラック・メーカー、DFSKタイランド社首脳は、この程、ラオスの販売台数を拡大する計画を明らかにした。同計画は、タイ国内の販売台数が減少していることに対して執られた措置。同首脳によると、来月からラオス位置する6件の販売店で販売を開始するという。同国のディーラーは、タイ国内同様にスペアー・パーツを揃えてサービスを提供することが可能だとされる。

　同社は、タイ国内で組み立てた小型トラックをラオス、ベトナム、ミャンマー、カンボジアへ販売することを許可されているとのことだ。ラオス国内で販売されている小型トラックは、年間ベース7000～8000台だとしている。このうち大半が、中国ブランドだという。

　ASEAN自由貿易の下で、タイで製造される自動車の輸入関税率は、免税となっているため同国内市場での価格競争力は、向上しているとされる。同首脳によると、来年同社の小型トラックの販売台数が1500台に増えるとしている。同社は、これと並行して、年内にベトナムへ輸出することを検討しているとのことだ。また、ミャンマーでの販売は、地元企業との提携を検討しているとされる。

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