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ZFが、昨年並みの売上高を確保?
 ドイツに本拠を置く自動車部品メーカー、ZFレムフォーダー(タイランド)社首脳は、この程、同社の悩みの種は新車販売が振るわないことだとの見解を明らかにした。しかし、自動車用交換部品市場は、依然として有望だとされる。同グループは、2002年からタイ国内で事業展開を行っているという。同社は、国内で自動車部品をOEM製造し、ZF(タイランド)社が、交換部品の販売を展開しているという。ZFレムフォーダー(タイランド)社は、東部ラヨン県で生産拠点を運営しているとのことだ。同工場は、年間ベースで20万~24万台分の自動車用駆動システムを製造しているという。同社製品は、ゼネラル・モーターズ、フォード、メルセデス-ベンツ、BMWなどに納入しているとされる。

 同社の売上高は昨年、前年比で118%の伸びを示したとしている。これは、昨年国内で245万7000台の自動車が生産されたことによるもの。同社の今年の売り上げは、昨年並みを維持する見込みとのことだ。

 同首脳によると、タイ国内シェアを拡大するため、日系自動車メーカーとの提携を検討しているという。同社は、今後2年間を目処に納入先を増加させる意向だとされる。これに伴い、同社の生産量も拡大する予定だとしている。同首脳は、各自動車メーカーの要望に応じて生産量の拡大を実施すると述べた。同社は東京に事務所を構え、日系自動車メーカーの研究を行っているとされる。また、インドに位置するマルチ・スズキ社へ既に納入しているとのことだ。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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