タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　ホテル運営TCCホテル・グループ首脳は、この程、バンコク都内スクムウィット通りに位置するホテルを改装する計画を明らかにした。同計画は、同通りソイ22に位置するインペリアル・クイーンズ・パーク・ホテルを改修するもの。同ホテルは、今年10月2日に一時閉鎖され、工事が着工される予定だとしている。同社は、これに30億バーツの資金を投じる意向だとされる。営業再開は、来年後半に発効する予定のASEAN経済コミュニティ(AEC)に合わせるとのことだ。

　改装後は、マリオット・クイーンズ・パークとして再開する予定だという。マリオット・インターナショナル社は、同社と提携して同ホテルを含め合計6件のホテル運営権を獲得したとされる。同ホテル以外には、インペリアル・アダマット・プーケット・リゾートや都内のリッツ-カールトンなどが含まれるとしている。同首脳は、タイ国内の観光業務は有望であり、AECの発効により更なる拡大が見込めると述べた。

　同ホテルの従業員は、800人以上いるという。これら従業員は、退職することも居残るのも自由だとされる。退職希望者には、法律に沿って2カ月間の退職金と会長から4カ月分の給料が保証されるとしている。居残る従業員に対しては、同ホテル閉鎖中に、AECを見据えたトレーニングが行われるとのことだ。

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