タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　TOAペンキ(タイランド)社首脳は、この程、新工場の設置により売上高を今後5年間で倍増させる計画を明らかにした。同社の近隣諸国に対する売上げは現在、20億バーツだとされる。これを2018年には50億バーツへ引き上げるとしている。同首脳は、新工場の設置に伴い、生産量の拡大、人材育成を実施して売上げの拡大を目指すと述べた。

　同首脳によると、現在同社の事業展開はシンガポール、フィリピン、ボルネオへ拡大しているとしている。海外の生産拠点は、ベトナム、マレーシア、インドネシア、ミャンマーに位置しているとのことだ。

　同社によると、今年タイ国内の売上高は、140億バーツを目指すという。これは、昨年比で17%の増加を意味するもの。海外販売による売上高は、20億バーツだとしている。同社首脳によると、昨年タイを襲った69年ぶりとされる大洪水により今年のペンキ市場は、安定的な伸びを示す見通しとのことだ。これと共に、同社はバンコク首都圏以遠の市場を狙うとされる。これは、各住宅開発業者が首都圏以外の地域で開発を実施することを反映したもの。

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