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REICが、コンド需要促進を指摘
 不動産コンサルタント企業のリアル・エステート・インフォーメーション・センター(REIC)首脳は、この程、新たなコンドミニアム需要が発生しているとの見解を明らかにした。これは、昨年の大洪水により消費者が低層住宅から移転を希望していることに起因するもの。多数の住宅開発業者は、今年1~2月にかけて25件のコンド開発を手掛けたという。これらのユニット数は、1万3600室にのぼるとされる。今年同期に開発されたコンドは、昨年第4四半期から着工を延期したとのことだ。また、これらの大半は、ワン・ベッドルームの住宅構造となっている物件だとされる。

 同首脳によると、今年同期に手掛けられた住宅物件の主流は、バンコク東部バンナー、オンヌットやシナカリン地区だったという。先月に入り、昨年の洪水被災地にも住宅開発が展開されたとしている。

 REICは、先月16~29日にかけて調査を実施したとのことだ。同調査は、消費者に対して昨年の洪水後、住居を何処に設置するかというものだった。これは、471人を対象に調査され、回答者のうち34%が被災したにもかかわらず、住居を移転しないと回答したという。また、10%の回答者は被災したため住居を移転すると回答したとのことだ。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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