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サハラタナナコン、一部は移転せず
 タイ工業団地公社首脳は、この程、中部アユタヤ県サハラタナナコン工業団地に半数の企業が残るとの見通しを明らかにした。同工業団地は、2010年にも各工場内への浸水が危惧され、昨年は冠水したことによるもの。昨年の洪水は、69年ぶりとしているものの、北部3大ダムで洪水の危険にもかかわらず、放水を行ったことに起因したとされる。

 同首脳によると、既に9373人の労働者は同工業団地へ復帰し、今年6月までには1万2176人が職場へ戻る見込みとのことだ。現在、サハラタナナコン工業団地に位置する各工場は、移転を検討していないとしている。

 アユタヤ県ハイテク-工業団地内に位置するキャノンが、早々に304工業団地への移転を決定し、同工業団地で6000人の労働者を募集するとのことだ。このため、304工業団地内では、人材確保のため既存企業が尽力しているという。また、同工業団地には、小糸製作所が現在、工場を建設中だとしている。同工場は、2000人の労働者を確保する予定とのことだ。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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