タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　タイ国内の6大空港を運営するエアポーツ・オブ・タイランド社(AOT)首脳が、この程、明らかにしたところによると、来年7月までに改装中のバンコクのドンムアン、南部プーケットの工事を終えるよう指示したという。ドンムアン空港は来年11月、プーケット空港は、来年10月の完工予定だったとされる。とりわけ、プーケット空港の工事は、予定より20カ月遅延しているとしている。同空港の改修には、57億バーツの資金が投入されるとのことだ。

　同首脳によると、建設業者は遅延の原因を降雨のためだとしているものの、工事は夜間実施されていないという。このため、同空港の工事に関して突貫工事を実施するよう指示したとされる。これに対して、ドンムアン空港のターミナル2の改装工事は、透明性や公平性を追及するために再度、やり直す必要があるとしている。T2の改修は、20億バーツの資金が投じられ、特別調達方法として推進されたとのことだ。このため、通常の入札方法とは異なっているという。

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