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APホンダが、大型化を促進
 APホンダ社首脳は、この程、タイ国内のオートバイ市場が飽和状態になりつつあると明らかにした。これは、オートバイの普及率が、台湾や日本に接近してきたことを意味するもの。国内の普及率は、2012年に2.6人に対して1台にのぼったとされる。しかし、昨年は3人に1台に下がったとしている。このため、同社は大型オートバイや消費者の需要に応えるため、デザインを重視する意向とのことだ。

 国内のオートバイ市場は、2011年に201万台に達したという。翌年は、200万4000台へやや縮小を示したとされる。今年の同市場は、当初の予測185万台を下回り、175万台となる見通しだとしている。同首脳によると、オートバイ販売を左右するのは経済状況とのことだ。今年は、政治的緊張と並行して世帯当たりの借金が増額を示し、消費者が買い控えをしたという。

 しかし、スポーツ・モデルや大型オートバイ市場は有望だとされる。エンジン排気量500cc以上の大型オートバイ市場全体は、年内に1万5000台に達する見込みだという。昨年は、1万3000台だったとされる。同社は、大型オートバイの販売台数が当初の見込み4000台を5000台に引き上げたとされる。同社のオートバイ販売全体は、年内に140万台に留まる見込みだとしている。昨年は、149万台を販売したとのことだ。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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