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Sが、商業施設開発へ
 ビール製造シンハ社系列の上場不動産開発業者、シンハ・エステート社(S)首脳は、この程、4件の商業施設開発を実施する計画を明らかにした。同計画は、来年推進されオフィス・ビル、ホテル、住宅などを合計販売額128億バーツ相当の物件を新設するもの。同本社は今年、4月に上場ラサ・ディベロップメント社を買収したとされる。買収当時の資本金は、5億5000万バーツだったとしている。これを47億1000万バーツに増資し、社名を変更したとのことだ。

 同首脳は、国内外の事業拡大のため提携先を模索していると述べた。同社が、来年展開する不動産開発で最大規模となるのは、旧日本人大使館の敷地だという。同敷地に同社は、ホテル、オフィス、住宅などを含む複合施設を新設するとされる。同施設の着工は、来年第2四半期中とされ、完工予定は2018年後半だとしている。

 バンコク都内アソーク周辺では、GMMグラミー・プレイス・ビルに近接した2ライ(1ライ=1600平米)の区画に39階建て構造のコンドミニアムを設置する予定だという。新コンドは、329ユニットで販売合計額が、28億5000万バーツにのぼる物件とのことだ。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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