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日本のSMEが、タイに大量移動へ
 ビジネス・マッチング企業のファクトリー・ネットワーク・アジア社首脳が、この程、明らかにしたところによると、今後3年間に日本の自動車部品メーカーのうち300社がタイへの進出を希望しているという。これは、日本に位置する自動車メーカーが挙ってタイで事業展開を行っていることによるもの。また、日本政府も中小企業(SME)促進のため、海外進出を奨励しているとされる。

 同首脳によると、JETROが実施した調査結果によると、海外進出先の第1候補はタイだったとしている。これに続き、インドネシア、インドとなったとのことだ。タイは、日系自動車メーカーにより自動車産業を促進させているという。このため、自動車部品メーカーは、タイへ進出することを真摯に検討しているとされる。タイ政府が、推進しているエコカーの第二次計画も日系自動車メーカーが主流となって実施に移す意向だとしている。また、日系メーカーはピックアップも重要視しているという。

 乗用車の現地調達率は約70%だという。これに対して、ピックアップは80~90%を維持しているとのことだ。政府投資委員会(BOI)によると昨年、日本からの海外直接投資計画は、686件にのぼったという。これらの投資額は、2900億バーツに達したとされる。このうち、自動車部品製造が143件だったのに対して、合計投資額は851億バーツだったとしている。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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