タイ化粧品輸出が、拡大の見通し
タイ化粧品製造協会(TCMA)広報担当者は、このほど、タイがASEAN地域の化粧品製造ハブとなるとの見解を明らかにした。これは、来年後半に発効するASEAN経済コミュニティ(AEC)によるもの。タイの化粧品市場は昨年、2100億バーツにのぼったという。このうち、60%が国内販売で占められ、40%が輸出によるとされる。また、同市場はここ5年間に、毎年18%の拡大を示してきたとしている。同市場は、政治的問題が発生しても、安定的な伸びを示したとのことだ。同担当者は、2020年には化粧品輸出高が、2000億バーツに達する見込みだと述べた。