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ASEAN家電需要が、ややスローダウン
 市場調査会社GfKアジア社首脳は、この程、東南アジアの家電市場が、縮小気味だとの見解を明らかにした。これは、同社が実施した調査結果によるもの。昨年8月~今年7月の期間に205億台のエアコンを始め、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジが販売されたという。同地域のうち、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピンが前回の調査結果より3%の低下を示したとされる。

 これに対して好調だったのは、カンボジアとラオスだったという。両国の販売台は、前回と比較して11%増、17%拡大を示したとしている。また販売台数は59%、21%の増加を示したという。同首脳によると、フィリピンやベトナムは通常、右肩上がりを示すとしている。これは、両国の需要が拡大していることを意味するもの。これに対して、タイとインドネシアは国内状況により、需要が低下したとのことだ。タイの場合、昨年10月から開始された反政府運動により消費者の購買力が低下したという。これに対してインドネシアは、石油や電力価格が上昇したことに起因するとされる。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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