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インフレ率が、鈍化示す
 商務省首脳が、この程、明らかにしたところによると、今年9月のインフレ率が1.75%に留まったという。これは、過去9カ月間で最低水準の数値を意味するもの。今年5月は2.62%、6月は2.35%、7月は2.16%、8月は2.09%だったとされる。今年9月に、インフレ率の上昇が緩和した要因は、石油と精肉の価格上昇が緩やかになったことによるものだとしている。

 今年初め9カ月間のインフレ上昇率は、2.15%となったとのことだ。これに対して、石油や食品価格を除くコアインフレは今年同期に1.56%の上昇となったという。今年同期のコアインフレ率は、タイ中央銀行(BOT)の目標値0.5~3%内に留まっているとされる。

 同首脳によると、石油価格は世界市場の下落と共に、国内価格も下落を示したとしている。これに対して精肉価格は、供給過多により、価格下降を示したとのことだ。インレフ率の上昇が鈍化を示しているものの、デフレではないという。これは、今年同月の食品物価は、昨年同月と比較して3.85%の上昇を示したことによるもの。同省によると、今年第4四半期のインフレ率は、2.10%前後で推移するとされる。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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