タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　スズキ・モーター・タイランド社首脳は、この程、同社のエコカー輸出が順調な推移を示しているとの見解を明らかにした。これは、タイ国内の新車販売の低下を補うとされるもの。同首脳によると、国内のエコカー第1台目のスィフトは、昨年後半から安定的に1000台を輸出しているとされる。同モデルは、インドネシア、マレーシア、オーストラリアへ輸出されているという。これと並行して同社は、セレリオと称されるエコカーを、英国、ドイツ、イタリア、オランダへ１月合計3000台を輸出する見通しだとしている。

　同モデルの輸出は、今月上旬に開始され、先ず841台を輸出したという。同モデルの受注は、欧州より年間ベースで3万台にのぼる見込みだとされる。同社は、2007年から開始されたエコカー製造メーカー5社の1社だとしている。同社の工場は、東部臨海工業団地に位置するとのことだ。

　同社は、この工場の設置にため、80億バーツを投じたという。同工場は、年間ベースでスィフトを5万台製造することが可能だとされる。同モデルは、2012年3月22日に発売開始され、インラック・シンナワット政権が導入した第1台目自動車購入に絡む税還付政策と合致したとしている。　

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