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トラートが、国境貿易で注目集める
 東部トラート副県知事が、この程、明らかにしたところによると、来年後半から発効予定のASEAN経済コミュニティ(AEC)により同県の役割が拡大する見込みだという。同県は、カンボジア国境があるものの、国境貿易はこれまで期待されていなかったとされる。しかし、AECにより同県内に国境検問所を新たに設置することで注目を集めているとのことだ。同首脳によると、同県の国境沿いはカンボジアとの国境が大半を占めているものの、陸路でカンボジアを含め2カ国との国境線があるとしている。

 同県を起点に、カンボジア南西部の都市2カ所と南部ベトナムの2都市へ移動することが可能だという。これらを結ぶ道路は、ルート48だとされる。近隣諸国経済開発協力機構(NEDA)によると、2007年完工の同ルートの改善のため、8億6800万バーツを投じたとしている。しかし、一部のルートは手抜き工事が実施されたことにより、予定されていた移動時間を大幅に上回っているとのことだ。


記事提供:クルンテープ・ジャーナル(KJ)


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