セメント需要が、伸び続ける│タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　世界的な市場調査会社インターナショナル・データ・コーポレション(IDC)アジア太平洋首脳が、この程明らかにしたところによると、今年タイ国内の情報通信技術(ICT)の支出が昨年比で9.8%の増加を示す見通しだという。今年のICT支出額は、210億ドルにのぼる見通しだとされる。同首脳によると、消費者がスマートフォン(多機能携帯電話端末機)やタブレット型パソコンに対しての支出が今年のICT市場の伸びの鍵となるとしている。昨年同市場は、前年比で9.1%の拡大を示し、190億ドル規模だったとのことだ。

　とりわけて、今年は第3世代(3G)通信が商業ベースでサービスが開始される予定だという。これを受け、フマートフォンやタブレットの需要が高まることが期待されているとしている。また、タブレットに関しては、初めてノート型パソコンを追い抜く見込みだとされる。スマートフォン市場は今年、730万台が販売され昨年比で、40%の上昇を示す見通しだという。また、タブレット市場は、昨年と比較して40%の成長を示し、350万台が販売され、ノート型パソコンを超過する見込みだとのことだ。

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