タイ/バンコクと日本のビジネスサポート│株式会社アークビジネスサーチ

　バンコク近隣県パトゥムタニ県の有線テレビ放映会社、MSSケーブルTV社首脳は、この程、地方発電公社(PEA)が電柱使用料金を上昇させることに反対の意を表明した。これは、PEAが昨年10月にPEAが保有している電信柱に有線テレビ用配線を行うための料金を倍増したことによる。このため、中小有線テレビ放映業者は十分な資金もなく、倍増した配線料金を支払う能力がないとされる。配線料金は、昨年10月までの料金は、１区画に対して20万バーツだったのが、40万バーツへ跳ね上がったとのことだ。

　同首脳によると、これにより配線コストが50%の上昇を示しただけでなく、TOT社やCATテレコムは、同等のコストではないため、不当だとしている。娯楽コンテンツを中心に需要が高まっていることに対して、現在のデジタル放送技術を導入する必要があるとされる。同首脳は、現在のアナログ通信網では、需要に応える能力を超えると指摘した。

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