ホンダ:ハイブリッド市場が拡大へ
ホンダ・オートモービル(タイランド)社首脳が、この程明らかにしたところによると、今年ハイブリッド仕様車市場が、2桁成長を示す見通しだという。昨年、同仕様車は1万8000台が販売されたとのことだ。今年は、2万台以上が見込めるとされる。同社は昨年、同仕様車3900~4200台を販売したとしている。同首脳によると、タイ国内でも同仕様車は普及しつつあるという。これは、環境に配慮され、低燃費であることが消費者に受け入れられているため。これにより、同仕様車の市場は、拡大を示す見通しだとされる。
同社は、この傾向を見据え、先月中旬にタイ国内で製造したシビック・ハイブリッドを市場に投入した。同モデルは標準タイプが103万5000バーツに販売価格が設定され、同モデルのナビが109万5000バーツだとしている。これらは、走行距離に限定されず、5年間保証が設定されているという。ハイブリッド用電池の保証期間は、5~10年とのことだ。
同社は先に、200億バーツ以上の資金を投じて事業拡大を実施する計画を公表した。同社が投じる資金のうち、172億バーツは東部プラチンブリ県に組み立て工場とエンジン製造プラントを増設するという。また、2011年10月に69年ぶりに発生した大洪水で被災した中部アユタヤ県ロジャナ工業団地内の既存工場に20億3000万バーツを投じて、年間ベース生産台数を30万台に引き上げる予定だとしている。現在の生産台数は、年24万台だとされる。同社が、2011年に被災した後、日本大使館幹部が、インラック・シンナワット首相に対して、ホンダが撤退する可能性を示唆したという。
同社は、この傾向を見据え、先月中旬にタイ国内で製造したシビック・ハイブリッドを市場に投入した。同モデルは標準タイプが103万5000バーツに販売価格が設定され、同モデルのナビが109万5000バーツだとしている。これらは、走行距離に限定されず、5年間保証が設定されているという。ハイブリッド用電池の保証期間は、5~10年とのことだ。
同社は先に、200億バーツ以上の資金を投じて事業拡大を実施する計画を公表した。同社が投じる資金のうち、172億バーツは東部プラチンブリ県に組み立て工場とエンジン製造プラントを増設するという。また、2011年10月に69年ぶりに発生した大洪水で被災した中部アユタヤ県ロジャナ工業団地内の既存工場に20億3000万バーツを投じて、年間ベース生産台数を30万台に引き上げる予定だとしている。現在の生産台数は、年24万台だとされる。同社が、2011年に被災した後、日本大使館幹部が、インラック・シンナワット首相に対して、ホンダが撤退する可能性を示唆したという。